2009年11月18日
シマとの対話〜第Ⅱ章その11『水の如く』
ある人が
とある人を評して
こう云った。
「彼は水だ、水のような人だ。
水は、幾ら飲んでも飽きがこない。
無色透明、無味、無臭…それでいて常に
この身体に必要なものだ。
逆に、濃い味は一瞬は良いが
毎日だと嫌になってくる。
何処の国でも、どの人種でも、
水は必要であり
誰もが必ず水を欲するように
彼の存在は、今まさに求められているのだ。
この時代に、この世相に
水の如く彼のような人こそが
今、この時代に最も必要な存在なのだ。」
「水」に関して、
また、ある人いわく。
「見た目は激しく燃える情熱家。
でも取り掛かるときの姿勢は
まるで水のようで“柔軟”で“しなやか”だ。」
「水の如くの人物」になりたい。
僕は、そう思う。
すると「人物」というキーワードについて
ある人は云う。
「この社会で大切なのは
『人材』でもなければ
『人財』でもない
本当に大切なのは『人物』である」と。
すると話しを聞いていた
ある人が返す。
「その『人物』にも、3つの『識』あり」と。
1つに「知識」
2つに「見識」
3つ目に「胆識(たんしき)」也と。
1つ目の「知識とは情報から学び得た力」
2つ目の「見識とは経験から学び得た力」
3つ目の「胆識」とは、その知識や見識に裏打ちされた胆力のこと。
行動すること、動くこと、実際に行動する力
自分が信じた道を、何事にも動じずやり遂げる実行力のこと
それを「胆識」と呼ぶらしい。
出会う数の分だけ
色んなことを学ぶ日々。
水の如くの生き方に
胆力のある生き方に
本気で向き合うと見えてくる。
自分の「使命」が見えてくる…
水の如く…
水の如くの、我、自身になる。
南島詩人/平田大一
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Posted by 平田大一(Hirata Daiichi) at 08:45