2008年08月13日
第41話『天の器』(南島詩人・平田大一)

「天命」とは
いかなるものか
簡単に計れない
命の器を
天の大きさに広げ
生きる益荒男の
命の器とは
いかなるものか
強い潮風に向かって立つ
岩の上にひとり
自問自答の風が吹く
古の王と語り合う刺激的な時間
新たな作品の道半ば
吾が身に「王の命」を憑依させ
果てない自問自答が続く
道とは自覚するものであるらしい
使命とは自覚してこそのものであるらしい
ならば!
我が道を知らず
我が使命がいまだ見えない
小さな自分の歩むべき道とは
いったい何所にあるというのか
海に映る雲に
流れる白き雲の影に
明日の吾が身を占えば
シマの未来を占えば
聞こえてきたんだ
「己が命の声を聞け」と
「血」は憶えているのか!
自覚無くても
眠る意識のその下で
つながる命の「使命」を
血よ!おまえは憶えているのか!
答えなき問いかけに
風だけがゆっくりと
過ぎてゆく
生まれながらの「王」もいる
生まれて悟る「王」もいる
自由にして自在
天の器を意識せずとも持つ
その命の輝きに
天が気がつくのではあるまいか
自らが光り、民が自然と集う王
自らを照らし、熱で人を集める王
思考する。
そのとき、「命」の小さな声が聞こえたんだ・・・
「古の物語を紐解きながら
おまえは、今を現在進行形で生きる
時代のモンスターを描くがいい」
どういう意味か
全くわからない。
眠れぬ夜が
まだ続く。
南島詩人 平田大一



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