シマとの対話

──沖縄の過去と未来について考えるとき、僕はシマと対話する。シマとは、僕にとって老賢者のような存在 ── 南島詩人・演出家として活躍する平田大一。県内外を縦横無尽に走り抜け、骨太な活動を続ける日々の中で、思索の森を歩き、刻む、真実の言葉たち。(毎週水曜日更新)

2007年11月07日

第1話『始まりの詩』(南島詩人・平田大一)

第1話『始まりの詩』
「始まり」はいつも、心が引き締まる。
残された「者」への想いを振り切るかのように
小さな島の桟橋で、僕は大きく深呼吸、
新たな始まりの朝に立ちつくす。

感傷の潮騒は遠ざかり、おぼろげな「確信」だけが、
ゆらゆらと揺れる波の背中に浮き沈み
寄せては返す飛沫(しぶき)のような自問自答のその刹那!
僕は重い雲間から差し込む陽の光を目撃したんだ。
常に始まりの詩を奏でる自然の調べ、その大迫力に胸が奮えた。

気づけばそこにある陽だまりのように
落とした目線その先にあるあの月光のように
ああ!この僕も、激しさと優しさを持ち合わせ
誰かの心に寄り添える「僕」でいよう。

新たな「自分」の始まりに
新たな「この頁」をつづるんだ。

「前略 南(ぱい)ぬシマジマ
遠い空の下で書くこの便りが
誰の元に届くのか僕は知らない

寒い空の下で頑張る君のもとに
必ず降りそそぐあの陽の光のように
届いてくれたらそれでいい」

南島詩人 平 田 大 一


Posted by 平田大一(Hirata Daiichi) at 18:49│Comments(2)TrackBack(0)

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この記事へのコメント
お誕生日おめでとうございました
すいません昨日でしたんで
過去形になってしまいまして・・・


新たな自分づくりを始めたいと思います。
ありがとう御座りました。
Posted by switch! at 2007年11月08日 11:33
遅ればせながら、誕生日おめでとうございます。私も一週間前でしたが。 ものすごい決意を感じます。39歳 これからもずっと応援してます。
Posted by 弘美 at 2007年11月08日 23:49
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