シマとの対話

──沖縄の過去と未来について考えるとき、僕はシマと対話する。シマとは、僕にとって老賢者のような存在 ── 南島詩人・演出家として活躍する平田大一。県内外を縦横無尽に走り抜け、骨太な活動を続ける日々の中で、思索の森を歩き、刻む、真実の言葉たち。(毎週水曜日更新)

2008年05月07日

第27話『奇跡の方程式』(南島詩人・平田大一)


「名作だから演じ続けられるのではない
 演じ続けられるゆえに名作になりうるのである。」

あまわり舞台の原作者「嶋津与志」氏はそう語り
「乾杯」と小声で呟いた。
何だか納得してしまったんだ。
センセイの飄々としたその物言いが
余りに自然体であったから
僕の胸にストーンッと落ちてきたんだ。

あまわり舞台の取り組みが
国の大きな賞を戴いた祝賀会での
それがセンセイのコメントだった。

僕はいつも想っていた。
「歴史に残る作品を。語り継がれる作品を!」
でもそれって、言うは易く行うは難し。
簡単にはいかない。
ましてや今日、明日の自分さえも
見えていないというのに
将来の自分だなんて解りようがない。
傲慢にも程がある!

悩みながら導き出した答えは
未だ闇の向こう側だけど
だから今!
今を描き続けることの繰り返しの僕で行こう。

歩き続ける限り
僕は僕であり続けるんだから
僕は「詩人」であり続けるんだから。

前略 南のシマジマ

誰になんと言われても
僕が僕を認めよう。
圧倒的自己中心的な判断であったとしても
僕が僕に感動する。
僕が僕に感謝する。
僕が僕に共感する。

完全なる自己肯定!
それが「奇跡」を呼び込む方程式。

三拝云
南島詩人/平田大一
  

Posted by 平田大一(Hirata Daiichi) at 00:13Comments(1)TrackBack(0)